適度な筋肉をつけて基礎代謝を高める

適度な筋肉をつけて基礎代謝を高める

筋肉の量が増えると基礎代謝の量も増えるため痩せやすくなると言われています。

そして、この基礎代謝が使われる部位は筋肉が最も多く全体の38%、次に肝臓が12.4%、胃腸7.6%と内蔵が続きます。

内蔵の運動量を増やすことはできませんが、筋肉量を増やすことで基礎代謝全体の量を増やし、消費エネルギー量を上げることが可能です。

適度に筋肉がついた引き締まった体は見た目の美しさだけでなく痩せやすい体なんです。

筋肉が1kg増えると基礎代謝は30kcal上がる?

これは諸説ありますが、筋肉が1キロ増えることで1日の基礎代謝量は30カロリー程度アップすると言われています。

1日で見るとあまり大したことがないですが、1年で見ると10,950カロリーもの消費が期待できます。

体脂肪を1キロ落とすのに必要なカロリーが約7,200カロリーと言われているので、普通に生活しているだけで1年で1キロ半ほどの体脂肪を燃焼することができます。つまり、筋肉があるとそれだけ太りにくく痩せやすい体だと言えます。
同じ1キロでも脂肪と筋肉では効果が全く違うということです。

実際のところ筋肉を1キロ増やすのは大変なことですが、運動によるダイエットは筋力も強化できるため、脂肪を燃焼させながら適度に筋肉も鍛えていくことができます。

また、適度に筋肉がつくと筋力アップに伴って姿勢が良くなったり、筋肉の可動域が広がることで日常の運動量が上がるというメリットもあります。

基礎代謝は上がり、それに伴い運動量も上がるのでダブルで消費カロリーアップが期待できます。

筋肉を付けることへの不安を解決!

筋肉がつくと太るはほんと?

ダイエットを始めたときに気になるのが体重ですが、筋トレなどによって筋肉が増えると体重は増えます。

でも、これはガッカリする必要はなく、そもそも筋肉は脂肪よりも重いんです。同じ体積の場合筋肉は脂肪よりも1.2倍重いと言われています。

そのため筋トレなど運動によって体重が増えてしまった場合は焦る必要はありません。

スタイルの良い人、スラーっとしている人は見た目には痩せて見えますが、実は意外と体重は重いということもあるんです。
たるんでブヨブヨの体を引き締めるには、筋肉をつけるということも効果的なダイエット方法です。

男性と女性では筋肉の付き方が違う

特に女性の場合ムキムキになりたくないから筋トレはしないという人は多いです。

しかし、一般的に男性は肥大しやすい速筋、女性は遅筋の割合が高いと言われています。

筋肥大にはタンパク質の合成を促す男性ホルモンが関わっているため、男性の方が筋肥大を起こしやすいです。そのため女性の場合は鍛えるとムキムキになるというよりはキュッと引き締まった体に近づきます。

筋トレするとムキムキになるんじゃないか?
と心配している方は余程の高強度を高頻度でトレーニングしない限り筋肉モリモリにはならないので安心して筋肉を鍛え、代謝の高い体を目指しましょう!

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