ダイエットとは体質改善
ダイエットの目的として「痩せる」ことがあると思います。
でも、注意して欲しいのは「痩せる」ことと「体重を落とす」ことがイコールではないということです。
世間的に言う「痩せる」とは体重が落ちることですが、
正しい「痩せる」とは体脂肪を落とすことです。
ここを勘違いしている方は多いです。
体重を落とすだけならすごく簡単です。
1日で3〜5キロなら無理な運動、無理な食事制限さえすれば落とせます。
でも、こういったダイエットは健康を害する危険性も高く本質的な意味での痩せるとは違います。
ダイエットと言うと体重ばかりに目がいってしまいがちですが大切なのは体重という数値だけではなく、身体の中から体脂肪を落とし、体を引き締めながら健康的に体質を改善していくことです。
体重という数値は参考程度に、運動と食事制限を組み合わせて綺麗に痩せていくことが大切です。
痩せるために必要なこと
結局のところ太る原因は
摂取カロリーVS消費カロリー
この戦いで摂取カロリーが勝っているときに起こります。
つまり、痩せるためには
摂取カロリー < 消費カロリー
この状態を作ることが基本になります。
方法は2つあり、
- 摂取カロリーを減らす
- 消費カロリーを増やす
これだけです。
運動と食事どっちが大切?
摂取カロリーを減らす食事制限
運動と食事どっちが痩せる?で詳しく紹介していますが、手軽に体重を落とすという意味では食事制限によるダイエットに軍配が上がります。
手軽に取り組め、効果が現れるのも早いため多くの人がチャレンジします。その一方で多くの方が失敗している方法でもあります。
食事制限のみのダイエットというのは、体重も落ちるけど筋肉も落ちるためリバウンドしやすい体になってしまいます。
食事制限で痩せても、食事を元に戻すことで体重が戻ってしまうことも多く、その場合、太りやすい体質になっているため、リバウンドした後は以前より痩せにくくなってしまうんですね。そのため、食事制限だけでなく、運動も取り入れてダイエットを行うことが大切です。
消費カロリーを増やす運動
運動には食事制限では得られにくい脂肪燃焼効果があります。
脂肪を燃焼していくことで体も引き締まっていきます。
食事制限だけでは体重だけを落としても体に脂肪が残るため軽くはなっても綺麗なプロポーションにはなりにくいものです。
体脂肪が減り、痩せていくとともに、運動により適度に筋肉もついていくため基礎代謝を上げる効果もあり、太りにくい痩せやすい体を作ることができます。
綺麗に健康的に痩せるには?
このように運動だけ、食事だけというのはそれぞれにデメリットがあるため、それぞれのデメリットを補う意味でも、痩せやすい体を作っていく意味でも両方を取り入れてダイエットに励んでいくことが最も効率的で健康的です。
運動によって消費カロリーを増やしたり、基礎代謝を高めても、食事のコントロールがうまくできないと当然太ります。
逆に食事を制限して体重を落としても脂肪が燃焼されないため、太りやすい体質になってしまい、気持ちが切れると一気にリバウンドです。
筋肉が減った状態でリバウンドして元の体重に戻ると同じ体重でも筋肉量が減って基礎代謝が下がっているため、ダイエット前よりも痩せにくくなります。
このサイクルから抜け出すにはやはり適度な食事制限と適度な運動によって痩せて行く、ひいては痩せやすい体質を作って行くことが大切です。
適度な運動と適度な食事制限の両輪で健康的に痩せて行くことが大切で、そうやって痩せた身体はリバウンド知らずの太りにくく痩せやすい体になります。
食事を換えることで体質改善に繋がりますし、運動を取り入れることで基礎代謝を高めることもできます。食事だけ、運動だけではなく、両方を適度に取り入れることで痩せやすい体を作ることができます。