エアロバイクの種類を知ろう!
一口にエアロバイクと言っても様々な種類があります。
大きく分けて以下の6種類に分類できます。
- アップライト
- スピンバイク
- Xバイク
- リカンベント
- クロストレーナー
- ミニサイクル
それぞれの特徴と適した用途について詳しく解説します。
主なエアロバイクの種類(タイプ)
アップライト
アップライトはその名の通り、上半身が起きた姿勢で乗る最も一般的なエアロバイクです。
乗り心地はママチャリなど普通の自転車に近いので、誰にでも扱いやすいのが特徴です。
しかし、この上半身が起きた姿勢というのは、必ずしも運動効率の良い姿勢ではありません。
エアロバイクなどの自転車運動は前傾姿勢をとることで全身を使った運動が可能になります。そのため、慣れた時のために、ハンドルの角度や高さ、サドルの前後位置が変更可能でポジションの自由度が高いエアロバイクを選ぶのがおすすめです。
スピンバイク
形状は通常のエアロバイクと比べ、前傾姿勢が深いのが特徴です。
この深い前傾姿勢により全身運動が可能な上級者向きのエアロバイクです。
負荷装置に大きなフライホイールを使用しているのが特徴で、そのため重量もあります。ロードレースや自転車競技、上級者のハードトレーニングにも対応しています。
乗りこなすには体幹と小さいサドルへの慣れが必要なためどちらかと言えば上級者向きのエアロバイクですが、効果は高いです。
スポーツバイク経験者やスポーツバイクを所有している方はローラー台もおすすめです。
Xバイク
本体支柱が「X(エックス)」にクロスしたフォルムが特徴の折りたたみ式のエアロバイクです。
軽量・コンパクト設計のため省スペースで設置場所を選ばず、女性でも扱いやすいのが特徴です。
しかし、安定性や耐久性は低いものが多く、長時間の運動や激しい運動には向きません。また、折りたたみ機能は収納には便利ですが、頻繁に使うことを考えるとあまり必要のない機能だと思います。
リカンベント
前方にペダルが付いた寝そべったようにペダルを回すタイプのエアロバイク(フィットネスバイク)です。
背もたれにより、ペダルを踏み込む際の反力をシートで支えられるため、力の伝達効率が安定します。
また、お尻だけでなく腰の広い範囲に体重を分散して支えるので長時間の運動でも負担が少ないのが特徴です。
体力がない人でも長時間運動が行いやすく、女性や高齢者の体作りやリハビリにもおすすめ。
サドルの横にハンドルがついているものは転倒の恐れが少なく安定したぺダリングができます。運動中でも本などが読みやすいのが特徴です。
ただし、本体が大きいため場所を取るのがネック。
ちょっと変わったエアロバイク
クロストレーナー(サイクルツイスタースリム)
あまり聞き慣れない名前だと思いますが、上半身と下半身を同時に使った全身運動ができるタイプのエアロバイクです。
クロストレーナーと言えば、立って使うウォーキングタイプが一般的ですが、そのエアロバイク版が「サイクルツイスタースリム」です。
全身運動が可能なため運動効率は高いですが、上半身と下半身が連結しているためながら運動が少し難しいのがネックです。
ミニサイクル
エアロバイクのペダル部分のみを取ったようなフォルムのダイエット機器です。
ミニサイクルは主に高齢者のリハビリに使用されるため、体力に自信がない方や高齢者向きの商品と言えます。
場所を取らず、室内のどこでも運動ができますが、ダイエットという面に関して言えば運動効果はあまり期待はできません。
エアロバイクの種類のまとめ
エアロバイクでダイエットを考えた場合は、アップライト、または、スピンバイクがおすすめです。
扱いやすさではアップライトタイプが1番で、細かいポジションや乗り方の調整が可能なモデルを選べばスピンバイク並の高い運動効果を実現することも可能になります。調整の幅が広いため、初心者から中級者まで扱いやすくおすすめです。
自転車運動に慣れている方や普段ロードバイクに乗っている方はスピンバイクを選ぶのも良いと思います。