エアロバイクに必要な機能と性能と見極め方

エアロバイクに必要な機能と性能と見極め方

エアロバイクを購入する際に気になるのが機能や性能です。

機能に関しては商品によって異なりますが、基本的に価格が高くなればなるほど機能は増える傾向はあります。

必ず欲しい機能、いらない機能などを見極めることでなるべく価格を抑え、適切なエアロバイク選びが可能になります。

本当にこの機能が必要なのか?
代用は効かないのか?
などを考え、なるべく価格を抑えて買うのもおすすめです。

購入する際はどんな機能が欲しいかをあらかじめ決めておきましょう。

エアロバイクを選ぶ時にチェックしておきたいのが以下の項目です。

必要な機能と性能を考える

  • 表示項目
  • プログラム機能
  • 負荷方式
  • 連続使用時間
  • 心拍計
  • サドル高さ調節&前後位置調節
  • ハンドル角度調整&高さ調節
  • 折りたたみ機能

表示項目

表示できる項目もエアロバイクによって違いがあります。
基本的に価格が安いものの方が表示できる項目に限りがあります。
最低限、スピード・回転数(ケイデンス)・運動時間・走行距離・消費カロリーくらいは確認できるモデルを選ぶと良いでしょう。

数値を見ながらの運動はリアルタイムの運動量などを確認できるため、モチベーションの維持にも繋がりやすいのでおすすめです。

中には運動量(出力)や累積走行距離が見れるモデルもあるので必要な場合はそういったエアロバイクを選ぶと良いでしょう。

プログラム機能

表示項目と多少かぶる機能でもありますが、プログラム機能のあるエアロバイクもあります。

代表的な機能としては「体力測定」があります。
定期的に体力測定を行うことでダイエットだけでなく、運動能力の向上具合も確認できるようになります。

また、体力測定からわかる「最大酸素摂取量」を知ることで正確な消費カロリーを割り出すこもできるようになります。
ダイエットのモチベーションを保つのにおすすめの機能です。
参考:エアロバイクの消費カロリーと計算方法

また、プログラム機能付きのエアロバイクは数種類の運動メニューが組み込まれているものもあり、自動負荷調整機能が付いていることも多く、選択したプログラムによっては自動で負荷を変動させてくれるため単調なトレーニングから解放してくれる役割も果たします。
長時間のエアロバイク運動のストレスを軽減してくれます。

負荷方式

ほとんどのエアロバイクに負荷調整機能がついています。
主な負荷方式は以下の3タイプです。

  • マグネット式
  • 電磁式
  • 摩擦式(ベルト式)

負荷方式によるメリット・デメリットをまとめました。

マグネット式

磁石の距離を調整してペダルに強弱の負荷をかける方式。

メリット デメリット
静音性が高い
コストが低い
耐久性が高い
メンテナンス性が高い
非接触のため故障が少ない
高速域での負荷が弱くなる
細かい負荷調整はできない
磁石の強さにより限界がある

家庭用エアロバイクに多く採用されている負荷方式です。

電磁式

電気で磁力をコントロールしペダルに強弱の負荷をかける方式。
マグネット式に比べて負荷が広範囲で、かつ微妙な調整も可能です。

メリット デメリット
静音性が高い
滑らかな負荷
業務用に多く採用されている負荷方式でコストが高い

自家発電タイプもあります。

摩擦式

ブレーキパッドをホイールにあて負荷をかけるタイプ。

メリット デメリット
負荷調整の幅が広い
時間制限がない
負荷が高い
マグネット式に比べ音が大きい

マグネット式に比べて負荷が強く、ハードトレーニング用のスピンバイクに採用されます。

連続使用時間

ダイエット目的でエアロバイクを活用する場合、連続使用可能時間も考慮しておきましょう。

30分使用後に15分あける、長いものだと1時間以上を推奨されているものもあります。あくまでも推奨されているだけのため、1時間以上続けて使うこともできますが、壊れやすくなる可能性はあります。

ある意味連続使用時間はエアロバイクの耐久性を示す値でもあります。休憩が必要なのはエアロバイクの熱を逃がすのが主な理由です。
駆動系パーツの過熱による損傷などを配慮して設定されているため、時間を守らずに使用すると故障の原因にもなります。特に夏場の酷使は注意が必要です。

エアロバイクを使いダイエットを考えた場合、30分では物足りなく感じることもあるので、時間制限のないものや、60分以上の製品を選んでおいた方が安心して使えます。ただし、制限なく使えるモデルは非常に高額な場合が多いです。

乗り潰すつもりで選ぶのも一つだと思います。

心拍計

心拍計は運動強度を知る上で非常に大切な機能です。
特にダイエットは有酸素運動域で続けるのが効率的と言われており、この有酸素運動域は心拍数を基準とします。

運動強度が低過ぎても高過ぎても効果が変わってくるため、効率を上げる意味でも大切な役割を果たします。なるべく付いているものを選ぶと良いでしょう。

ただし、エアロバイクに搭載されている心拍計は必ずしも高精度とは言えず、目安程度の役割しか果たしません。
本格的に活用するのであれば、別途専用の心拍計を購入した方が良いかもしれません。

サドルの高さ調整&前後位置調節

ほとんどのモデルについている機能ですが非常に重要です。
サイズが合わないエアロバイクは使いにくく、運動効果も最大限発揮させることができなくなる場合もあります。自分の股下サイズを計り、サイズの合ったエアロバイクを選ぶようにしましょう。
参考:エアロバイクのサイズについて
参考:足の長さを測ろう!

また、サドルの固定にはワンタッチで切り替えられるものとネジ式のものがあります。
一人で使う分にはどちらでも対して問題はありませんが、家族みんなで使う場合はワンタッチでサドルの高さを変える機能があると便利です。

また、サドルの前後調節ができるモデルもあります。
サドルの前後位置を変更できるため、より使いやすいポジションに設定したり、運動効果の高いポジション出しなど設定の幅が広がります。
参考:乗り方で変わるエアロバイクの効果

ハンドル角度調整&高さ調節

ハンドルの角度を調節する機能です。
角度調節だけでなく、高さ調節が可能なモデルもあります。

より詳細なポジション出しや運動効果を高める意味でもあると嬉しい機能です。

折りたたみ機能

エアロバイクの中には折りたたみ式のモデルもあります。
省スペースで便利なのですが、耐久性に問題のあるモデルも多く見られますので購入時は注意した方が良いでしょう。

本格的に運動を行いたい場合は折りたたみ式は向かないように思います。連続使用時間も折りたたみ式のものは30分以上できないモデルが多いのが特徴です。

おまけ:操作のしやすさ

どのエアロバイクも基本的には直感的な操作が可能だと思います。説明書などを熟読せずとも感覚的に使えるため困らないと思います。
その点で操作性にはどのモデルも大差はないと思います。


私(管理人)だったらこう選ぶ!
参考:エアロバイクに必要な機能・性能の選び方

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