体重が落ちない時のチェックポイント
運動をしていてもなかなか体重が落ちない、痩せないという時があります。そんな時は何かやり方が間違っているのではないかと不安になるものです。
せっかく運動をするのであれば効率的に体重を落としていきたいものです。そんな体重がなかなか落ちないという不安を感じた時のチェックポイントとダイエットの停滞期について知っておきましょう。
痩せないときのチェックポイント
運動量を見直す
有酸素運動は続けなければ効果が得られません。
サボりすぎてはいませんか?
エアロバイクなどの自転車運動は身体にかかる負担が少ないため運動頻度を上げやすいというメリットがあります。もし今の運動量が週2回前後であればもう少し回数を増やす、または一回の時間を延ばすようにしてみましょう。
有酸素運動という比較的強度の低い運動と身体への負担が少ないエアロバイクであればやろうと思えば毎日でも運動できます。
運動強度を見直す
激しい運動はその分消費カロリーが高いため効果的に思えますが、脂肪を燃焼するという意味では有酸素運動が最も効果的です。
運動時の心拍数を確認し、有酸素運動の範囲での運動を心がけましょう。
筋肉は脂肪よりも重い
適度な筋肉をつけ基礎代謝を高めるでも紹介していますが運動により筋肉がつくと体重が増える場合もあります。
脂肪が燃焼され筋肉に変わるため見た目は細くなっているんだけど体重が増えるという矛盾が起こります。
でも、この場合は痩せてきている証拠です。
体重は落ちていないけど体脂肪が落ちていればダイエットは順調に進んでいます。体組成計などを持っている場合は体脂肪などもチェックしてみましょう!
食生活を見直す
運動しているけどなかなか体重が落ちないという人に一番多いのが、運動だけに頼って食生活が全く改善されていないことです。
食事制限はダイエットの基本でも書いていますが、いくら運動してカロリーを消費しても運動した分だけ食べていたり、間食、暴飲暴食ばかりを繰り返していれば痩せることはできません。
まずは食生活を見直してみましょう。
いい加減な食生活ではいくら有酸素運動をしても体重は減りにくくなります。ダイエットには適度な食事制限も大切です。
ダイエットの停滞期について
ここまで紹介したものが当てはまらない場合は停滞期の可能性があります。ダイエット中の停滞期とは一時的に体重が落ちなくなる期間のことです。
停滞期が起こるメカニズムを簡単に説明すると・・・
身体の危機管理機能が働いている状態です。
特に1ヶ月で大きく体重を落とすような急激なダイエットを行った場合に起こりやすい現象です。
60キロの方の場合1ヶ月3キロ以内のダイエットが停滞期が起こりにくいダイエットと言えます。
急激な体重減により身体の危機管理機能が働き、食事からのエネルギー吸収を高め、運動のエネルギー消費を抑えるように働くため起こります。
これは本来生命を守るために働くものですが、ダイエット時にも働くため起こります。時間が経てばダイエットなんだなと認識するため停滞期を抜けます。
停滞期の対策
停滞期はわかった。じゃあどうすればいいのか?
答えはそのまま適度な運動と適度な食生活を続けることです。
ここでやめてしまうとリバウンドの怖れもあります。
停滞期には必ず終わりがあります。停滞期を抜ければまた順調に体重は落ちていきます。
体重が減らないのに運動を続けるのが辛いと感じる方もいると思いますがこの時は体重を落とすのではなく維持するために続けるといった具合に気持ちを切り換え運動を続けましょう。
まとめ
なかなか体重が落ちないなぁと思ったら、まずは運動と食事を見直してみましょう。どちらも当てはまらなければ停滞期に入っている可能性が高いです。この場合は気長に続けていけばまた体重が落ちていきます。
ダイエットで健康的に痩せていくにはあまり焦らないことも大切です。
焦らずに適度な運動と適度な食事制限を続けていけば必ず痩せられるので食生活や日常生活に気をつけながら気長に続けていきましょう!