使っている筋肉を意識することで効果が倍増!
運動にある程度精通している人であれば聞いたことがあるかもしれません。
「運動中・トレーニング中は鍛えている筋肉を意識する」
「使っている筋肉に意識を向けると効果が上がる」
この、筋肉を意識しながら動かすということは実際にとても効果的なことなんです。
ただ無意識に動作を繰り返しているだけでは、使っている部位がわからなくなり、効果も曖昧になってしまうことがあります。
また、意識や認識が不十分な場合、無駄な動きが増え、意図した部分を十分に使えていないこともあり、エアロバイクで言えば乗車姿勢(ライディングフォーム)も崩れやすくなります。
運動を行う際に、使っている筋肉を意識するのとしないのとでは効果に雲泥の差が現れます。
意識することで得られる効果
使っている筋肉を意識することで、今使われている筋肉がわかり、効果的に動かせるとともに「これから運動をする」ということを筋肉に知らせることもできます。
これは怪我の予防や運動効率の上昇を期待できます。
筋肉を意識するコツ
はじめのうちは動かしている筋肉を意識しようとしてもなかなか難しいものです。
そんな時に今使っている筋肉を簡単に意識する方法を紹介します。
見る
意識したい部位(筋肉)を目で見て確認します。
例えば、腕を曲げて力こぶを作ってみてください。
上腕二頭筋が少し盛り上がると思います。
このときにすでに視覚で上腕二頭筋を意識しています。
触れる・叩く
意識したい部分(筋肉)を触ったり、軽く叩いたりします。
使っている、力を入れている時にその鍛えている部位に触れると意識しやすくなります。
筋肉の動きなどを確認し、その部位がしっかりと使われていることを感じましょう。
このように視覚や触覚というのは最も簡単に意識を誘導できる方法なので運動中に使っている筋肉を意識しやすくなります。とても簡単な方法なので取り入れてみてください。
意識の無意識化
この「筋肉に意識を向ける」という方法は慣れてこれば見なくても、触れなくても、頭の中で使っている筋肉を意識できるようになります。
そこまでできるようになれば、特別意識する必要はありません。無意識下でも使えるようになります。
また、筋肉を意識した運動というのは運動時の姿勢を意識することでもあります。
例えば、体の関節にある「姿勢を維持するための筋肉」は正しい姿勢を意識することでしっかりと維持されます。
最初は少し大変かもしれませんが、続けているうちに体が覚えてくるので、正しい姿勢が当たり前の姿勢になります。筋肉を意識した運動を始め、今まで意識できていなかった筋肉を意識して代謝の高い身体、運動効率の高いフォームを目指しましょう!
そして、筋肉を意識して運動を行うことは正しいフォームで運動をすることにも繋がります。
最終的に意識せずとも筋肉をしっかりと使えるようになれば、効率的なフォームも身についているはずです。
完成されたフォームを身につけることで意識せずとも効率的な運動ができるようになるものです。
「運動効果を上げる乗車姿勢・フォームを身につけよう!」も参考にしてみてください。
最終的には無意識的に動かせるようになるのが理想です。