有酸素運動の範囲の上限で運動するとより効果的
「ダイエットに効果的な運動強度と心拍数」でもダイエットに効果的な運動強度として有酸素運動について紹介していますが、ダイエットの効率を上げるにはこの有酸素運動を行う必要があります。
体脂肪を減らすために運動して、同じ運動で同じだけカロリーを消費するのなら、脂肪が運動のエネルギーとして利用される割合が高い強度で運動した方が効率がいいですよね。
見落としがちですが、脂肪をエネルギーとして使う割合が高いことと消費カロリーが多いことは実際は別なんです。
消費カロリーが多い=脂肪が減ったではないんです。
脂肪を減らすには適切な強度で行う必要があるということです。
そのため、エネルギー源となる物質の違いから強度が高い運動は脂肪燃焼の運動としては適さないということです。
その上で、できるだけカロリー消費が高い運動強度となると、有酸素運動の範囲でなるべく強度の高いギリギリのところがカロリー消費も高くなります。
有酸素運動でもパーセンテージの幅が広い(50〜65%)ですが、有酸素運動域の中でできるだけ高い強度で行った方が効率は高いです。しかし、このギリギリの強度というのは運動初心者の方には最初はキツい場合もあります。
慣れないと体感の強度的にはキツくなるので長く続けられないことが多いです。
少しずつ強度を上げていくのが理想なので、ここを意識しながら運動を行うとより効果が高いです。
はじめのうちは軽めで始める
特に初心者の方は、関節や筋肉にも急に負担をかけない方がいいので、運動を始めたばかりの頃は、あまり強度を上げない方が賢明です。
最初から最適のポイントを意識しすぎない方が良いかもしれません。
運動強度が弱くても弱いほど長時間の運動が楽になるのでその分燃焼する体脂肪量を増やすこともできます。
この辺は考え方次第ですが、運動を続けていくと体力、持久力が上がっていきますのでそれに連れて心肺機能も上昇していきます。
同じ心拍数でも強度をどんどん上げていけるので続ければ続けるほど痩せやすくなっていきます。
- 徐々に強度を上げていく
- 有酸素運動のなるべく上で運動する
この2つを意識していくとより早く痩せられるようになります。