ダイエットの敵!リバウンドのカラクリ
食事を抜く断食や絶食などの食べない系のダイエット方法は一見すると手軽なダイエット方法にも思えます。
しかし、こういった極端な食事制限によるダイエット方法はリバウンドしやすい体を作ります。
人間の身体は不思議なもので極端な食事制限をすると飢餓状態に備え、できるだけエネルギーを消費しないようになります。
つまり、食事を抜くような極端なダイエット方法は基礎代謝を落とし、加えて消費カロリーも落とします。さらにそれだけではなく、食べたものを無駄なくエネルギーに換えるべく脂肪として体にため込みます。
そして、エネルギー不足に陥った体は体のタンパク質(筋肉)をエネルギー源として使い始めるため筋肉は衰えて行きます。
筋肉と言うのは基礎代謝を高める働きがあるため、どんどん代謝の悪い太りやすい体になっていくということです。
まとめると・・・
- 基礎代謝が落ちる
- 消費カロリーが落ちる
- 筋肉が落ちる
- 脂肪は増える
太るための条件が完璧に出来上がっていますね。
体重を一時的に落とすことはできても長い目で見れば何一ついいところがありません。
食事制限のみに頼ったダイエットというのは体重は落としやすいですが、その分反動が大きいことをよく理解しておきましょう。
やめた途端に太った、リバウンドでダイエット前よりも太ってしまったというのはこういったリバウンドのメカニズムが関係しています。
これがリバウンドのカラクリです。
食事制限をダイエットに取り入れることは効果を早めるのに役立ちますが、食べないダイエットなどはなるべく避け、適度な食事制限と適度な運動を取り入れるようにしましょう。
エアロバイクなどの運動を取り入れながら痩せるダイエット方法はリバウンドとは無縁の太りにくい体を作ります。